2010年4月1日
ホームページ開設にあたり、ご挨拶をさせていただきます。
日本心臓血管麻酔学会第15回学術大会を担当させて頂きますことを大変光栄に存じます。
第15回大会は、心臓血管麻酔専門医制度が開始される年にあたり、専門施設における教育と研究に 焦点をあて、大会テーマを「専門施設におけるPDSA (plan-do-study-act) サイクル」といたしました。
従来からの学会の基本的課題である経食道心エコーをはじめ、学術委員会の各グループによる討議をふまえ、従来の内容をさらに充実させるとともに、上記テーマについて招請講演、特別講演、シンポジウム、ワークショップ、セミナーを企画させていただいております。また、周術期管理チーム構想の先端をいく、心臓手術周術期管理に欠かせない専門看護師、臨床工学技士を中心としたパラメディカルが多数参加いただけるような企画を充実させます。
専門医制度開始にともない、多くの先生方の参加が見込まれるなか、専門医教育に役立つよう全力で企画して参ります。皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
なお、準備状況にあわせて、随時挨拶をさせていただきます。
2010年8月11日
爽秋の候、皆様にはますますご健勝のほどお慶び申し上げます。
日本心臓血管麻酔学会第15回学術大会を、2010年10月9日(土)〜10日(日)にザ・プリンスパークタワー東京にて開催させていただきますことを光栄に存じます。第15回大会は、心臓血管麻酔専門医制度開始にあたり、専門施設における教育と研究に焦点をあて、その質の向上を目指し、大会テーマを「専門施設におけるPDSA (plan-do-study-act) サイクル」といたしました。研究に関しては、国立循環器病センターの北風政史先生に特別講演を、カロリンスカ研究所のSten GE Lindahl教授に招待講演をお願いしました。教育に関しては、Sahlgrenska大学のSven-Erik Ricksten教授に基調講演をお願いし、続いて本学会のコアメンバーによる教育シンポジウムを企画しました。医療機器、医薬品の開発と研究に関しては、マシモ社CEOのJoe E Kiani氏に招待講演を、前欧州麻酔科学会長のHans-Joachim Priebe教授にセミナーをお願いしました。また、心臓手術周術期管理チーム教育としてコメディカル部門を企画しました。
さらに、本学会の特徴は、他学会に先駆けた学術委員会主導の一貫した企画構成であり、小児部門および脳脊髄部門における基調講演とシンポジウム、血液凝固管理部門におけるPro & Conディスカッション、 非開心術部門における教育講演、さらには周術期安全管理および医療経済も含めた文献レビューと盛りだくさんな内容を企画しました。従来からの経食道心エコーをはじめ、セミナー、ワークショップ、ハンズオン等の6つの学術委員会教育企画への事前登録者数も過去最大の規模となり、採用した一般演題も170題を超えました。
本大会において充実した内容を計画することができましたのも、本部事務局と各学術委員ならびにご協力頂いた多くの先生方、パラメディカルの方々、共催各社の皆様のおかげであり、ここにあらためて御礼申し上げます。本大会が会員の皆様にとって有益で有意義な学術大会となりますよう医局員一同が大会終了まで努力して参ります。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。