秘湯
2009.01.09
国道237号線を通って旭川から富良野へ向かう。美瑛をこえると左手に見える山脈が十勝岳連峰だ。晴れた日には噴煙が肉眼で確認できる。
上富良野をこえて中富良野に入ったら、その十勝岳に向かう。曲がりくねった冬の山道はスリップに注意が必要だ。10分も走れば民家はなくなり、エゾマツや白樺が道路を囲む。雪がない季節なら、鹿の親子に出くわすことも稀ではない。標高が高くなってくると、道路脇の木々に付着する樹氷がだんだん大きくなってくる。30分ほど山道を上ると、広い駐車場に車を止める。ここからは徒歩になる。人がすれ違うこともできないような細い雪の道を200mほど歩く。小さな橋を越えると、湯気が見える。石の階段を下りると、小さな湯船が2つ。
秘湯、吹上温泉だ。数ある北海道の無料公衆温泉の中でも最も知名度が高い。テレビドラマ“北の国から”で宮沢りえが入った露天風呂だからだろう。湯船の脇の雪が積もっていない一角で服を脱いで、急いで温泉に入る。氷点下の気温でも、温泉に入ると暖かい。お湯が熱いときには、周囲の雪を入れることで温度の調整も簡単だ。落ち着いて、周囲を見回すと、すぐ脇には渓流が流れ、松には樹氷がる。冬の北海道らしい景色だ。
真の露天なので女性はちょっと注意が必要。夜なら女性も大丈夫。車がないと行けないが、貴重な体験になるハズ。(I)
北海道限定レアお菓子をゲットせよ!
2008.12.09
最近は全国各地ご当地お土産ブームですね。そんな中でもやっぱりお菓子は大人気。
長崎なら福砂屋のカステラとか、沖縄なら紫いもタルトとか。その土地の雰囲気が伝わり、お土産にも最適ですよね。
みなさんは北海道にも今とってもレアなご当地お菓子があるのをご存じでしょうか?
それは「生キャラメル」です。
これはタレント田中義剛が経営する花畑牧場の成功で一躍有名となりました。ただのキャラメルと異なり、口当たりがとっても柔らかく、常温では解けてしまうほどです。口の中でミルクの甘さとともにあっという間に消えてなくなってしまう幻のお菓子です。このキャラメルはすべて手作業で作られていて、焦げないように煮詰めて練り上げていく工程は繊細で根気のいる大変な作業のようです。一つの鍋をうまく練り上げられるとそれを作った作業員はちょっとしたボーナスがもらえるとか。よって、生産できる数に限りがあるため、現在北海道各地どこの空港でもその姿を見ることが難しくなっています。旭川空港でもいつも「売り切れました。次回入荷未定」の張り紙が貼ってあり現物をみたことがありません・・・。
さてこの生キャラメル、確実に入手する方法があるのをご存じですか?
新千歳空港に花畑牧場カフェという直営カフェがオープンしました。
ここのセットメニュー(ケーキセット)1セット(1,470円 高い?)ご注文のお客様につき、生キャラメル2個を購入できる権利がもらえるようです(もちろん別途商品代が必要です。)義剛うまいことやるなあ。ちょっと遠いですけど千歳経由で来道される方にはいい方法ですよ。
ちなみに僕は北海道興部町ノースプレインファームの生キャラメルが昔からある元祖で大好き。こちらは名前がしられていないので札幌駅などで簡単に購入できます。塩生キャラメルがおすすめです。
まさにレアな「生」キャラメルをみなさんも今回のウィンターセミナーの機会にゲットしていってください(もちろん会場販売はありません(笑))。(Sasa)
氷結した湖の上で
2008.12.01
1月も半ばになると北海道の各方面の湖が氷結し、ワカサギの穴釣りのシーズンとなる。富良野から車で約1時間弱、南富良野町のかなやま湖が有名なポイントの一つだ。−20℃の気温の中、早朝から氷の上へ。あまりに寒いため厚着はもちろんだが、テントやストーブを持ち込むのが必須となる。かじかむ手で厚さ50cmの氷にドリルで穴を開ける。ピンク色のエサをつけたら準備完了。短い竿から穴の中へ糸をたらす。活性が高ければ1分もしないうちに竿にプルプルとした感触が伝わる。あたりがあっても焦らない。2匹目3匹目が食いつくまでしばし待つ。慎重に糸をたぐり寄せると10cm程のワカサギがついている。ワカサギを針から外したらすぐに穴へ糸をたらす。できるだけ手返し良くすることがこの釣果を増やすコツだ。ある程度数が釣れたら、釣りを一休みして、お食事タイム。釣れたてのワカサギを天ぷらにして、温かいそばの上にのせる。ワカサギそばで冷えた体を温める。幸せな時間だ。スキーをされない方、冬の北海道を満喫できる穴釣りはいかが?(I)
キャンピングカー
2008.11.27
『風のガーデン』の主人公白鳥はキャンピングカー(CC)に乗っているが、これは私がモデルになっている(!?)。大型CCはTVのように、水道、トイレ、シャワー設備を備えているが、冬場は水道が凍るので小さいポリタンクでの利用になりシャワーは無理である。トイレはカセット式で、冬は凍結防止のために冬用ウインドウオッシャー液をタンクに充填して流す(一応水洗)。バッテリーも別系統で、充電後丸2日くらいは利用できるが白鳥の超音波機械は相当電気をくいそうだ。また、暖房はタンクの軽油を利用し、FFストーブのため、エンジン停止中でも独立して使用できる。冬場のキャンプも最高だが、ストーブの恩恵がなければ、車内はマイナス気温となり風呂上がりのタオルが棒状に凍る。というわけで、白鳥はあの場所にずっといるのは不可能で、適宜電気と水分補給、汚水処理を行っているはずであり、電気以外は道の駅が重宝である。ちなみに私のCC内の医療器具は今のところAEDとマスク、バッグ、喉頭鏡、輪状甲状切開セットのみであり、随時充実の方向にある。(S)
ラーメン屋“支那虎”行ってきました
2008.11.15
風のガーデン出演中の黒木メイサちゃんが某番組で絶賛していた“支那虎”に行ってきました。支那そばとラーメンの2種類ありますが、店の店員に聞いたところ、断然支那そばがお薦めとのこと。支那そばのスープは魚系のだしが効いた醤油味。麺はストレートの中細で、さっぱり味のスープに絶妙にマッチしています。トッピングでつけられるチャーシューと煮卵も最高。他に焦げ塩、味噌・塩・醤油ラーメン、坦々麺などがあり、どれもおいしいとの噂。一度おためしあれ。(Y)
北海道は冬到来です
2008.10.21
『風のガーデン』も2回の放送が終わり,毎回ジーンとくるものがある今日この頃です。北海道はいよいよ冬が訪れようとしています。大雪山系のあたまは白色に染まり,帰宅の車の窓ガラスには霜が降りるようになりました。家では暖房を焚いて暮らす日々です。ウィンターセミナーの時期は,冬真っ盛りですので,暖かい服装でお越しくださいませ。ただし,部屋の中は,密閉の良い空間のため,薄着も必要です。
『風のガーデン』いよいよ放送開始
2008.09.19
倉本聰さん脚本の『風のガーデン』が,10月09日(木)22時よりいよいよ放送開始となります。2006年の臨床麻酔学会の特別講演以来,今回の放送にあたり,脚本の倉本聰さんや,主演の中井貴一さんなど著名人とお会いすることができ,旭川医科大学麻酔科に入局して良かったと,改めて思い直しております。麻酔科医を主人公としたドラマがどのように展開していくかが,とても楽しみです。
大学入学以来,何回もビデオ屋さんに行っては,『北の国から』を借りてきては,部屋で涙していた時代を思いだしてしまいます。仕事の都合リアルタイムで見ることは難しいかもしれませんが,昔ながらのビデオで全話録画しておこうと,ビデオを6本買ってきてしましました。