2022/9/16 現在
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また、会場開催当日に配付する学術大会ポケットプログラムの運営要項ページに記載しております。
ワークショップ・ハンズオン等
座長: | 貝沼 関志(稲沢市民病院 麻酔科) |
演者: | 井口 直也(大阪大学大学院医学系研究科 生体統御医学講座 麻酔・集中治療医学教室) |
演者: | ECMO中の血液凝固管理 -血液粘弾性検査の活用- |
吉永 晃一(自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部) | |
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の血液凝固機能の評価 | |
市川 順子(東京女子医科大学付属足立医療センター 麻酔科) | |
COVID-19患者の血液凝固変化 | |
川島 信吾(浜松医科大学 麻酔蘇生学講座) |
講師: | 先天性心疾患と麻酔: 苦手意識からの脱却 |
吉野 淳(地域医療機能推進機構九州病院 麻酔科) | |
心疾患合併妊婦の管理 | |
加藤 里絵(昭和大学医学部 麻酔科学講座) | |
心臓血管手術の周術期脳脊髄障害 | |
前川 謙悟(熊本中央病院 麻酔科) | |
体外循環 | |
安田 篤史(帝京大学医学部 麻酔科学講座) | |
重症心不全に対する手術の麻酔 | |
佐藤 敬太(立川綜合病院 麻酔科) | |
血液凝固 | |
田村 高廣(名古屋大学医学部附属病院 麻酔科) | |
心臓術後モニタリングからみる病態生理 | |
野村 岳志(東京女子医科大学 集中治療科) |
講師: | 超音波の原理とアーチファクト |
土井 健司(東京女子医科大学 麻酔科) | |
心機能評価・正常構造物の観察 | |
今井 英一(新潟大学医歯学総合病院 手術部) | |
弁疾患 | |
藤田 信子(聖路加国際病院 麻酔科) | |
大動脈疾患 | |
豊田 浩作(島根大学医学部附属病院 麻酔科) | |
先天性心疾患 | |
竹下 淳(大阪母子医療センター 麻酔科) |
座長: | 北川 裕利(滋賀医科大学 麻酔学講座) |
演者: | 大江 和彦(東京大学大学院医学系研究科 医療情報学分野) |
Chairs: | Jungo Kato(Department of Anesthesiology, Keio University School of Medicine, Japan) |
Yasuko Nagasaka(Department of Anesthesiology, Tokyo Women’s Medical University, Japan) | |
Speaker: | George Mashour(Department of Anesthesiology, University of Michigan, USA) |
座長: | 戸田 雄一郎(川崎医科大学 麻酔・集中治療医学2) |
演者: | 大崎 真樹(東京都立小児総合医療センター 集中治療科) |
座長: | 畠山 登(高岡整志会病院 麻酔科) |
演者: | 松浦 博(滋賀医科大学 生理学講座細胞機能生理学部門) |
座長: | 北川 裕利(滋賀医科大学 麻酔学講座) |
長坂 安子(東京女子医科大学 麻酔科) | |
演者: | ERASの概念と歴史、今後 |
髙折 恭一(市立長浜病院) | |
心臓血管外科領域におけるERASの成果と課題 | |
立石 渉(群馬大学医学部附属病院 循環器外科) | |
心臓血管麻酔におけるERAS戦略 ―麻酔科領域のERASガイドラインと実際― | |
柴田 正幸(前橋赤十字病院 麻酔科) |
座長: | 山浦 健(九州大学 麻酔・蘇生学) |
演者: | 鈴木 友彰(滋賀医科大学 心臓血管外科) |
座長: | 稲垣 喜三(国際医療福祉大学 麻酔科) |
演者: | 大野 洋平(東海大学 循環器内科) |
座長: | 藤村 直幸(聖マリア病院 麻酔科) |
演者: | 特定行為研修制度創設の経緯と現状 |
永井 良三(自治医科大学) | |
特定行為研修制度の現状と今後の推進に向けて | |
後藤 友美(厚生労働省 医政局看護課看護サービス推進室) | |
特定行為研修制度の普及に向けた日本循環器学会の取り組み ~循環器領域で欠かせない研修修了生との協働~ | |
栗田 康生(国際医療福祉大学 大学院特定行為看護師養成分野 三田病院 心臓血管センター) | |
特定行為研修修了生の活用について | |
北川 裕利(滋賀医科大学 麻酔学講座) |
総合司会: | 北川 裕利(滋賀医科大学 麻酔学講座) |
野村 実(東京女子医科大学医学部 麻酔科) | |
座長: | 岡本 浩嗣(北里大学医学部 麻酔科学) |
演者: | 機能性僧帽弁逆流症の診断 |
大西 哲存(兵庫県立はりま姫路総合医療センター 循環器内科) | |
座長: | 中嶋 康文(近畿大学医学部 麻酔科) |
演者: | OPCAB中の虚血性僧帽弁逆流とTEEの使用法 |
尾前 毅(順天堂大学医学部附属静岡病院 麻酔科) | |
座長: | 石井 久成(天理よろづ相談所病院 麻酔科) |
演者: | 機能性MRに対する手術適応と手技 |
夜久 均(京都府立医科大学 心臓血管外科) |
共催:京滋心臓血管術中エコー研究会
座長: | 枝長 充隆(札幌医科大学医学部附属病院 麻酔科) |
木倉 睦人(独立行政法人労働者健康安全機構浜松労災病院 麻酔科) | |
演者: | 血液製剤の現状と心臓外科手術における輸血戦略 |
寺田 類(Department of Anesthesiology, The University of Oklahoma College of Medicine, USA) | |
心臓周術期患者のPBMを行う上で最も重要な因子は●●●●である | |
平﨑 裕二(済生会宇都宮病院 麻酔科) | |
成人心臓血管手術における自己血輸血の現状:希釈式自己血輸血を中心に | |
吉永 晃一(自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部) | |
人工心肺中の血液凝固管理とPBM | |
倉島 直樹(東京医科歯科大学病院 MEセンター) |
Patient Blood Management(患者血液管理)とは、“患者の最適な血液管理のために、患者中心のエビデンスをもとに系統立てた医療、そして高い質と効果的な患者ケアを保証するための輸血療法”と定義されている。さて、我々麻酔科医にとって心臓血管外科手術は、手術の性質上『周術期の止血・輸血療法』というキーワードと極めて密接な関係にある。では、“患者中心の適正な輸血療法”を考える時、1)出血を減らすための有効な止血法は?、2)輸血を判断する有益な検査項目は?、3)輸血を開始する時の血液検査のトリガー値は?、4)どの血液製剤の投与を選択するか?、5)どの時点で輸血を終了するか?など多くの疑問点が浮かび上がる。しかし、今後の日本社会と医療の現状とを重ね合わせると、それらの疑問が簡単には解決できないことが想像される。そこで今回のシンポジウムでは、心臓血管外科手術に焦点を当てて、人工心肺における血液希釈、人工心肺中の血液凝固管理、希釈式自己血輸血、本邦における輸血療法の現状、というテーマを麻酔科医、臨床工学技士、輸血部スタッフ間で議論し、心臓外科周術期のPatient Blood Managementについて、未来への解決の道を探っていきたい。
座長: | 原 哲也(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 麻酔集中治療医学) |
森 芳映(東京大学医学部附属病院 麻酔科) | |
演者: | 開心術に伴う心筋傷害の治療標的になりうる分子メカニズム |
假屋 太郎(東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンター) | |
開心術と臓器障害 ― 肺障害 − | |
萩平 哲(関西医科大学附属病院 麻酔科) | |
開心術と脳神経障害 | |
山下 敦生(山口大学大学院医学系研究科 麻酔・蘇生学講座) |
心臓手術後の臓器障害は著しく患者のADLを低下させ、生命予後にも大きく影響を及ぼす。合併症がおこれば、医療資源の更なる投入が必要となり、入院期間は長引き、療養型病院への転院を余儀なくされる。このことは本邦で大きな問題となっている医療費の増加にも繋がる。
術後の低心拍出症候群にはIABPやPCPSなどの補助が必要となり、ICUでの長期管理が必要となる。低体温循環停止で行われる大血管手術後では肺障害や肺出血のため長期挿管、それに伴う肺炎などが引き起こる。心機能が回復しても中枢神経障害が起これば、著しくADLの低下を招く。
1990年代から、虚血再灌流障害やプレコンディショニングの研究が進み、臓器障害のメカニズムがサイトカインや免疫細胞から細胞内シグナル伝達まで基礎研究が進んでいる。
そこで今回は心臓、肺、脳障害について3人の演者にご登壇頂き、それぞれの臓器障害のメカニズム、基礎研究から実臨床での臓器保護への橋渡しとなるような研究の紹介から、臨床での取り組みをご紹介いただき、明日からの臨床の参考となるようなシンポジウムとしたい。
座長: | 垣花 学(琉球大学大学院医学系研究科 麻酔科学講座) |
合谷木 徹(東京医科大学 麻酔科学分野) | |
演者: | 脳保護最前線 ~基礎的見地から |
木田 康太郎(東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座) | |
デクスメデトミジンでの脳保護戦略 | |
斎藤 淳一(弘前大学 麻酔科) | |
心臓血管麻酔でのレミマゾラムとせん妄 | |
位田 みつる(奈良県立医科大学 麻酔科) | |
プロバイオティクスと術後せん妄 | |
吉谷 健司(国立循環器病研究センター 麻酔科) |
脳機能は、術後合併症の中でも認知や運動機能へ影響を及ぶため、術後回復に直結し患者予後に強く影響を及ぼします。そのため、心臓血管手術時に脳機能を保つのは重要な課題であります。これまで多くの脳保護戦略が検討されてますが、ひとつのみで十分とは言えず、多角的なアプローチが必要とされています。このシンポジウムでは、代表的な4つの戦略に別けて4人の演者の先生に講演して頂き、今後のストラテジーを探ることを目的として企画しました。慈恵医科大学の木田康太郎先生には基礎研究の見地から最新の脳保護戦略を、弘前大学の斎藤淳一先生には、各種臓器保護効果があり臨床使用されているデクスメデトミジンの脳保護効果を、奈良医科大学の位田みつる先生には、近年臨床使用開始された短時間作用性ベンゾジアゼピン受容体作動薬のレミマゾラムに関してせん妄に対する影響を、循環器病研究センターの吉谷健司先生には、近年重要視されてきた腸内環境と脳機能との関連「脳腸相関」についてせん妄との関連を、それぞれお願いしました。そして、総合討論で4つの講演を通して今後の脳保護戦略を探っていきたいと思っています。是非、皆様のご聴講と積極的な討論をお願い致します。
座長: | 増江 達彦(岐阜県総合医療センター 小児麻酔科) |
水野 圭一郎(福岡市立こども病院 手術・集中治療センター) | |
演者/シンポジスト: | 体肺動脈シャント術後に高肺血流性ショックをきたした症例 |
原 将人(久留米大学医学部 麻酔学講座) | |
周術期管理に難渋したTGAに対するASO症例 | |
平林 政人(島根大学医学部 麻酔科学講座) | |
シンポジスト: | 川村 篤(大阪母子医療センター 集中治療科) |
渡邉 文雄(あいち小児保健医療総合センター 麻酔科) |
先天性心疾患の治療方針(生後何日で、どのような手術を行って、どのように周術期管理を行い、二回目の手術はいつ行うか?)は一律ではない。患児の状態によるのはもちろん、小児科・外科・麻酔科・ME・看護師を含むチームの技量・特性・設備の条件も考慮して決める必要がある。小児心臓手術を行っている施設の実態は多様であり、手術件数が多いセンター(high volume center)でのストラテジーをそのまま手術件数が少ない施設(low volume center)に適用できるものではない。
体肺動脈シャントは、術後高肺血流性ショック⇔急性期・慢性期のシャント不全・肺動脈狭窄・低形成の問題を抱えており、施設によってストラテジーが多様である。Jatene手術は、小児心臓手術を始める施設が最初に目標にする新生児一期的根治手術であるが、数々のpitfallがある。
このシンポジウムでは、体肺動脈シャントとJatene手術を題材として、多様な施設構成でのディスカッションを計画した。聴衆の皆様にも積極的に議論に参加いただき、「全ての施設で共通」の教科書的な知識ではなくて、その先の「実際の現場での多様」な部分を感じてもらえば幸いである。いまから小児心臓手術を始めるような施設であっても、何かを持ち帰るものができることを期待している。
座長: | 松田 直之(名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野) |
畠山 登(高岡整志会病院 麻酔科) | |
演者: | 札幌医科大学でのCOVID-19に関連した循環器疾患の対応 |
数馬 聡(札幌医科大学医学部 集中治療医学) | |
大阪大学医学部附属病院集中治療部の新型コロナウイルス肺炎への対応と心臓血管外科術後管理 | |
坂口 了太(大阪大学医学部附属病院 集中治療部) | |
COVID-19パンデミックにおける心臓血管術後管理 | |
塩塚 潤二(自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部) | |
COVID-19パンデミックにおける心臓血管手術の術後ICU管理を維持するための対策 -名古屋市立大学での対応 | |
加古 英介(名古屋市立大学 麻酔科) |
2020年1月より本邦に上陸した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染症COVID-19は、本邦でも2022年4月4日の時点で第6波として約670万名の罹患、うち約28,287名の死亡が確認された。未だ世界においてもSARS-CoV-2のパンデミックは収束せず、世界保健機関(WHO)の疫学統計では2022年4月4日の時点で約489,779,062名が罹患、約6,152,095名が死亡と報告されている(https://covid19.who.int)。このような背景において、SARS-CoV-2はα株、β株、δ株などからさまざまな遺伝子変異をきたし、この病態学的特徴と管理形式も変化してきた。そして、今後もこのような感染症パンデミックは、SARS-CoV-2以外のウイルスなどにおいても生じる可能性が懸念されている。以上を踏まえて、本シンポジウムではSARS-CoV-2パンデミックにおける心臓血管手術のマネージメント、術後集中治療、そして集中治療室の運営の変化について4施設から報告してもらい、感染症パンデミックにおいても能力を維持することのできる心臓血管術後管理体制、およびそのための備えを考えることを目標とする。SARS-CoV-2パンデミックが通常の診療システムに与えた影響を解析し、心臓血管術後管理体制を維持するための方策を共有することを目的とする。
座長: | 小出 康弘(東京西徳洲会病院 麻酔科) |
讃岐 美智義(呉医療センター・中国がんセンター 麻酔科) | |
演者: | 日本(JSCVA)のTEE記録の現状と今後のオーバービュー |
小出 康弘(東京西徳洲会病院 麻酔科) | |
北米に学んだ TEE の記録の電子化 | |
佐藤 敬太(立川綜合病院 麻酔科) | |
アメリカの記録とORSYS(麻酔記録)連携 | |
秋山 浩一(近畿大学病院 麻酔科学教室) | |
動画の記録を考える | |
金澤 裕子(国立循環器病研究センター 麻酔科) |
日本心臓血管麻酔学会は、経食道心エコーの発展と普及とともに歩んできた。
創立当初からTEE記録用紙のテンプレートを公開してきた。未だにその記録用紙を使用している施設もあるが、新たなガイドラインが発表されるにつれて、時代遅れとなっている。欧米においては診療報酬の請求に記録が必須であることから、デジタル化された記録方式が普及している。
手術中のTEE所見は手術後の予後に影響を与え、経過観察をする上でも重要な情報である。きちっとしたTEE記録を作成することで、情報共有がより効率的により確実に図ることができるはずである。
一方で、検査した動画は適切に保存され、共有できることが望ましい。
超音波診断能力は操作する者に依存するといわれる。よい操作と画像取得は後で見ても、なにを目的に画像を撮っているかがわかるものである。一方、悪い操作は、画像が安定せず、なにを意図しているかがわからないし、場合によっては誤診を招く。
TEE記録の手順や方法についての確固とした決まりはない。定時か緊急手術か、どのような疾患や手術法によっても違いがある。そのような状況下であっても基本的な方針や注意点は存在する。「TEEの記録をとる」という観点からスポットを当て、TEE検査について再考するシンポジウムとしたい。
座長: | 小山 薫(埼玉医科大学総合医療センター 麻酔科) |
野村 岳志(東京女子医科大学 集中治療科) | |
演者: | 低心機能患者の術中術後輸液管理 |
清野 雄介(東京女子医科大学 集中治療科) | |
ERASから考える術中術後輸液管理 | |
黒川 右基(埼玉医科大学総合医療センター 麻酔科) | |
腎機能から考える術中術後輸液管理 | |
溝田 敏幸(京都大学医学部附属病院 麻酔科) |
心臓血管麻酔では、周術期を通じて心臓外科医、麻酔科医、看護師、臨床工学技士、理学療法士などのチームで質の高い医療を行うことが重要である.しかしながら多くの施設で術後管理は心臓外科医に一任され、診療内容についても施設ごとの<ローカルルールに沿った医療>が行われているのが現状である。
術後管理は意識評価、鎮痛鎮静、循環管理、呼吸管理、凝固系評価、電解質補正、血糖コントロール、感染コントロール、早期リハビリテーションなど多岐にわたるが、中心になるのは輸液を含めた循環管理である。
循環管理においても、原疾患、術前の心機能、合併症、術式、麻酔方法、人工心肺、使用薬剤、循環作動薬や輸液に対する反応性、術中経過などを把握した上での一貫した管理が要求される。
本パネルディスカッションでは一般的な周術期管理から一歩踏み入れて、心機能、ERAS、腎機能という3つの視点から周術期輸液管理を再考する.本講演の内容が明日からの臨床のヒントになれば幸いである。
座長: | 柴田 利彦(大阪公立大学 心臓血管外科学) |
野村 実(東京女子医科大学 麻酔科) | |
演者: | 手術室における医師から臨床工学技士へのタスクシフト/シェア 法令改正事項を含めて |
青木 郁香(日本臨床工学技士会) | |
心臓血管外科手術におけるタスクシフト・シェア 心臓血管外科医の立場から | |
髙木 靖(藤田医科大学 心臓血管外科) | |
手術室における臨床工学技士のタスクシフト/シェアの実際 | |
荒木 康幸(済生会熊本病院 臨床工学部) | |
心臓血管外科手術におけるタスクシフト・シェア ~麻酔科医の立場から~ | |
川口 昌彦(奈良県立医科大学 麻酔科学教室) | |
ディスカッサント: | 安野 誠(群馬県立心臓血管センター 臨床工学課) |
碓氷 章彦(藤田医科大学岡崎医療センター 心臓血管外科) | |
小澤 章子(国立病院機構静岡医療センター 麻酔科・集中治療部) |
Chairs: | Hirotsugu Okamoto(Department of Anesthesiology, Kitasato University School of Medicine, Japan) |
Yunseok Jeon(Department of Anesthesiology, Seoul National University Hospital, Korea) | |
Commentator: | Nobuhide Kin(Department of Anesthesiology, New Tokyo Hospital, Japan) |
Speakers: | Perioperative lung ultrasound |
Hyun Joo Ahn(Department of Anesthesiology and Pain Medicine, Samsung Medical Center / Sungkyunkwan University School of Medicine, Korea) | |
Hemodynamic targets during OPCAB | |
Jae-Kwang Shim(Depatment of Anesthesiology and Pain Medicine, Severance Cardiovascular Hospital / Yonsei University College of Medicine, Korea) | |
Effects of intraoperative inspired oxygen fraction (FiO2 0.3 vs 0.8)on patients undergoing off-pump coronary artery bypass grafting: the CARROT multicenter, cluster-randomized trial | |
Yunseok Jeon (Department of Anesthesiology, Seoul National University Hospital, Korea) | |
Transcatheter Aortic Valve Implantation under conscious sedation among hemodialysis patients | |
Yasufumi Yoshino(Department of Anesthesiology, New Tokyo Hospital, Japan) |
座長: | 清水 一好(岡山大学病院 手術部) |
演者: | 野村 岳志(東京女子医科大学 集中治療科) |
座長: | 松田 直之(名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野) |
演者: | 加藤 崇央(埼玉医科大学総合医療センター 麻酔科) |
座長: | 井上 聡己(福島県立医科大学 麻酔科学講座) |
演者: | 平岡 栄治(東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科) |
座長: | 平方 秀男(市立野洲病院 麻酔科) |
演者: | 巽 和也(京都大学 工学研究科) |
座長: | 田中 克哉(徳島大学 麻酔科) |
演者: | 小嶋 亜希子(滋賀医科大学 麻酔学講座) |
座長: | 江木 盛時(京都大学医学部附属病院 麻酔科) |
演者: | 心臓血管術後患者は麻酔科医が管理すべきである |
下薗 崇宏(神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科・集中治療部) | |
心臓血管術後患者は心臓血管外科医が管理すべきだ | |
飯塚 悠祐(自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科) |
座長: | 江木 盛時(京都大学医学部附属病院 麻酔科) |
演者: | 心臓麻酔は吸入麻酔で |
武田 親宗(京都大学医学部附属病院 麻酔科/集中治療部) | |
心臓麻酔は静脈麻酔で | |
早瀬 一馬(京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室) | |
心臓手術に硬膜外麻酔を行う | |
神田 浩嗣(旭川医科大学 麻酔・蘇生学講座) | |
心臓手術に硬膜外麻酔は行わない | |
戸田 雄一郎(川崎医科大学 麻酔・集中治療医学2) | |
アルブミンを使う | |
辛島 裕士(九州大学病院 手術部) | |
アルブミンを使用しない | |
中澤 春政(杏林大学医学部 麻酔科学教室) |
座長: | 尾前 毅(順天堂大学医学部静岡病院 麻酔科・ペインクリニック) |
髙橋 伸二(順天堂大学附属浦安病院 麻酔科ペインクリニック) | |
演者: | 最新重要論文ダイジェスト2022 |
梅垣 岳志(関西医科大学 麻酔科) | |
最新重要論文ダイジェスト2022 | |
中山 力恒(京都府立医科大学 麻酔科 / Department of Molecular, Cellular & Biomedical Sciences, CUNY School of Medicine, City College of New York, USA) | |
深掘り文献レビュー:心臓麻酔における神経ブロック | |
中澤 圭介(東京女子医科大学病院 麻酔科) | |
深掘り文献レビュー:周術期管理におけるmicroRNA | |
石川 真士(日本医科大学付属病院 麻酔科・ペインクリニック) |
座長: | 木下 浩之(聖隷三方原病院 麻酔科) |
演者: | 日本心臓血管麻酔学会誌の査読スタンス |
木下 浩之(聖隷三方原病院 麻酔科) | |
症例報告の査読ポイント: 新規性および医学的妥当性の判断 | |
小川 覚(京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室) | |
症例報告の査読ポイント:時系列、図表と本文の連動 | |
江木 盛時(京都大学医学部附属病院 麻酔科) | |
良い症例報告を書こう:新規性と独立した文献的価値の構築 | |
東 俊晴(国立国際医療研究センター国府台病院 麻酔科) |
座長: | 讃岐 美智義(呉医療センター・中国がんセンター 麻酔科) |
演者: | 長尾 大志(島根大学 病院医学教育センター) |
座長: | 今宿 康彦(滋賀医科大学医学部附属病院 麻酔科) |
演者: | 周術期における薬学的管理 |
柴田 ゆうか(広島大学病院 薬剤部) | |
周術期における栄養サポートの必要性 | |
宮澤 靖(東京医科大学病院 栄養管理科) | |
病院におけるシステマチックな口腔ケアの実施について | |
越沼 伸也(滋賀医科大学医学部附属病院 歯科口腔外科) | |
せん妄対策 | |
山根 正寛(地方独立行政法人大阪市民病院機構大阪市立総合医療センター 集中治療センター) |
座長: | 野村 実(東京女子医科大学 麻酔科) |
演者: | 中島 芳樹(浜松医科大学 麻酔科蘇生科) |
共催:ムンディファーマ株式会社
座長: | 岡本 浩嗣(北里大学医学部 麻酔科学) |
演者: | 心臓血管手術における脳酸素需給バランスモニタリング:近赤外線脳酸素モニタの重要性 |
秋吉 浩三郎(福岡大学医学部 麻酔科学教室) | |
マシモLiDCO™血行動態モニタリングシステムを実臨床でどう活用するか?当院ICUでの使用経験 | |
横山 健(医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 麻酔科) |
共催:マシモジャパン株式会社
座長: | 原 哲也(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 麻酔集中治療医学) |
演者: | 心臓周術期におけるNO吸入療法の実際 |
鈴木 友彰(滋賀医科大学 心臓血管外科) | |
循環器内科医目線でみる心不全急性期MCS使用時のiNOの役割 | |
簗瀬 正伸(藤田医科大学 循環器内科学 重症心不全分野) |
共催:マリンクロット ファーマ株式会社
座長: | 賀来 隆治(三重大学大学院医学系研究科 臨床医学系講座麻酔科学) |
演者: | 石井 久成(天理よろづ相談所病院 麻酔科) |
共催:コヴィディエンジャパン株式会社
座長: | 坪川 恒久(東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座) |
演者: | 植野 剛(株式会社フィリップス・ジャパン Medical Strategy & Innovation, Innovation & Strategy Chief Medical Office) |
共催:株式会社フィリップス・ジャパン
座長: | 鈴木 孝浩(日本大学医学部 麻酔科学系麻酔科学分野) |
演者: | 香取 信之(東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座) |
共催:CSLベーリング株式会社
座長: | 中島 芳樹(浜松医科大学 麻酔科蘇生科) |
演者: | 土井 研人(東京大学大学院医学系研究科 生体管理医学講座救急・集中治療医学) |
共催:シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社
座長: | 川上 裕理(横浜市立大学附属市民総合センター 手術部) |
川人 伸次(徳島大学大学院 歯科麻酔科学分野) | |
講師: | 人工心肺と臓器障害 |
小畑 友里江(淀川キリスト教病院 麻酔科) | |
人工心肺中の血液凝固機能 | |
市川 順子(東京女子医科大学付属足立医療センター 麻酔科) 坂口 祥章(東京女子医科大学付属足立医療センター 臨床工学部) |
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人工心肺と選択的脳灌流の基礎 | |
伊藤 明日香(関西医科大学 麻酔科) | |
人工心肺装置の基本操作(デモ) | |
安野 誠(群馬県立心臓血管センター 臨床工学課) |
共催:泉工医科工業株式会社
座長: | 中島 芳樹(浜松医科大学 麻酔科蘇生科) |
横塚 基(三井記念病院 麻酔科) | |
講師: | 選択的脳灌流の現状 トラブル事例に学ぶ脳灌流の人口心肺 |
清水 淳(榊原記念病院 麻酔科) | |
事故症例検討(デモ) | |
赤地 吏(帝京大学医学部附属病院 ME部) | |
インストラクター: | 東條 圭一(北里大学病院 ME部) |
百瀬 直樹(自治医科大学附属さいたま医療センター 臨床工学部) | |
安田 篤史(帝京大学医学部 麻酔科学講座) |
共催:泉工医科工業株式会社
座長: | 渡橋 和政(高知大学 連繋医工学) |
講師: | 成人弁疾患症例 |
大西 佳彦(国立循環器病研究センター 麻酔科) | |
大動脈疾患 | |
能見 俊浩(東京Dタワーホスピタル) | |
SHD(TAVI, MitraClip) | |
金 信秀(新東京病院 麻酔科) | |
先天性心疾患の心臓手術における経食道心エコー(TEE法)の役割 手術方針決定に役立った症例 |
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岡本 浩嗣(北里大学医学部 麻酔科学) |
ディレクター: | 土井 健司(東京女子医科大学 麻酔科) |
インストラクター: | 川本 英智(心臓病センター榊原病院 麻酔科) |
黒川 智(東京女子医科大学医学部 麻酔科) | |
関田 昭彦(北里大学病院 麻酔科) | |
永井 美玲(練馬光が丘病院 麻酔科) | |
山本 偉(東京女子医科大学 麻酔科) |
共催:エドワーズライフサイエンス株式会社
【Wet Lab.について】
Wet Lab. とは、講師の解説のもと豚の心臓を実際に解剖していただき、心臓の立体的構造を知りTEEを深く理解するためのワークショップです。昨今の感染状況もあり、3年ぶりの開催となります。今回のWet Lab. は2部構成としております。第1部は基礎編として講師により正常心解剖を中心に冠動脈・弁・大血管の位置関係・PAカテーテル留置にかかるTEE画像との関係などを豚の心臓を解剖しながら解説していただきます。第2部は発展編として、同日午前中に行うシンポジウム(機能性僧帽弁逆流症)を踏まえ、第1部の内容に加えて僧帽弁解剖と病態・治療にフォーカスして解説する予定です。
今まで学んだ知識をより深め、今後の臨床に役立つような内容を企画しています。人数に限りがありますが、是非ご参加よろしくお願いします。
講師: | 沼田 智(京都府立医科大学 心臓血管外科) |
ラウンダー: | 秋山 浩一(近畿大学病院 麻酔科学教室) |
石井 久成(天理よろづ相談所病院 麻酔科) | |
清水 盛浩(滋賀医科大学 麻酔科) | |
中嶋 康文(近畿大学医学部 麻酔科) | |
水野 隆芳(滋賀医科大学 麻酔科) |
共催:エドワーズライフサイエンス株式会社
【Wet Lab.について】
Wet Lab. とは、講師の解説のもと豚の心臓を実際に解剖していただき、心臓の立体的構造を知りTEEを深く理解するためのワークショップです。昨今の感染状況もあり、3年ぶりの開催となります。今回のWet Lab. は2部構成としております。第1部は基礎編として講師により正常心解剖を中心に冠動脈・弁・大血管の位置関係・PAカテーテル留置にかかるTEE画像との関係などを豚の心臓を解剖しながら解説していただきます。第2部は発展編として、同日午前中に行うシンポジウム(機能性僧帽弁逆流症)を踏まえ、第1部の内容に加えて僧帽弁解剖と病態・治療にフォーカスして解説する予定です。
今まで学んだ知識をより深め、今後の臨床に役立つような内容を企画しています。人数に限りがありますが、是非ご参加よろしくお願いします。
講師: | 木田 健太郎(神戸労災病院 麻酔科) |
田中 暢洋(奈良県立医科大学 麻酔科) | |
中本 達夫(関西医科大学 麻酔科) |
共催:富士フィルムメディカル株式会社
【超音波ガイド下神経ブロックハンズオンセミナーについて】
心臓手術で頻用される胸部傍脊椎神経ブロックや肋間神経ブロックはもとより、抗凝固療法中の区域麻酔の併用は心臓麻酔には必須となりつつあります。今回、日本区域麻酔科学会認定ハンズオンワークショップとして日本心臓血管麻酔学会学術大会で初めて開催させていただきます。COVID-19感染症まん延のため、オンサイトでの講習会が開催できませんでしたが、本学術大会においては感染対策を万全に行うことで、当初の予定通り現地での講習会とさせていただきます。皆様のご参加をお待ちしています。