専門医認定
日本心臓血管麻酔学会認定指導医申請要領
申請書類はこちらからダウンロードしてください。(PC入力でお願いします。)
ご利用できない方はこちらまでお問い合わせください。
1. 学会認定指導医申請
2019年11月1日から申請の受付を開始する。
認定:2020年4月1日より認定。有効期間は5年とする。
2. 学会認定指導医申請資格
指導医の認定を申請する者は以下のすべての資格を具えていることが必要である。
- 申請年の4月1日の時点で、日本麻酔科学会または日本専門医機構の麻酔科専門医、又は日本麻酔科学会の学会認定指導医であること(認定証を保有し、書類提出期限までに提出できること)。
- 申請年の4月1日の時点で、5年以上継続して日本心臓血管麻酔学会の会員歴を有し、会費納入実績があること。
- 申請年の4月1日の時点で、4年以上の心臓血管麻酔専門医の正式または暫定認定を受けた実績があること。
- 業績実績表に従い、申請年の4月1日から過去5年間で、日本心臓血管麻酔学会学術大会参加、学会発表、論文発表、学会誌査読、講習会・セミナー出席の点数の合計が40点以上あること。
-
以下のいずれかに該当すること。
- 心臓血管麻酔経験症例が申請年の4月1日から過去5年間に100症例以上あること
- 申請年の4月1日においてJB-POT合格者(有効期限内の合格証を有していること)または、別途定める「JB-POT合格者同等と認められる要件」を満たしていること。
- 申請年の4月1日の時点で、施設の麻酔科又は心臓血管麻酔部門を統括しているもの
-
申請年の4月1日の時点で、日本心臓血管麻酔学会の社員(評議員以上)、委員会に関する細則(第2条)に記載されている委員のいずれかであるもの。
委員会に関する細則はこちら
3. 学会認定指導医申請受付期間
申請書類提出の受付期間: 毎年4月1日より6月30日着まで
<申請方法>
- 申請は、マイページにログイン後、「大会/セミナー/試験」から「心臓血管麻酔学会認定指導医」にアクセスし、申込フォームからお申込み下さい。
- お申込後、ご登録のメールアドレスに届く決済URLより、審査料(22,000円(税込))をお支払い下さい。
- 審査料の入金確認後、ご登録のメールアドレスに申請書のURLが送られてきますので、以下の必要書類と一緒に受付期間中に日本心臓血管麻酔学会事務局までお送り下さい。
なお、提出いただいた書類および認定の審査料は原則として返却致しません。
<学会認定指導医申請書類>
※ 以下の書類を「申請書書類送付時チェックシート」と一緒にご提出下さい。
※ 申請書類ダウンロードはこちら
- 日本心臓血管麻酔学会認定指導医申請書
- 日本麻酔科学会または日本専門医機構の麻酔科専門医、又は日本麻酔科学会の学会認定指導医認定証の写し
- 業績目録:日本心臓血管麻酔学会学術大会参加証、日本心臓血管麻酔学会学術大会抄録、論文の写し、講習会受講証の写し
-
以下のいずれかを提出すること
- 心臓血管麻酔経験証明書ならびに麻酔チャートの写し
- JB-POT合格証の写し、またはJB-POT合格者同等と認められる要件を満たす書類
- 施設の麻酔科又は心臓血管麻酔部門を統括していることがわかる書類
- 日本心臓血管麻酔学会の社員(評議員以上)、委員会に関する細則(第2条)に記載されている委員のいずれかがわかる書類
業績実績表(学会参加、学会発表、論文発表、学会誌査読、セミナー参加)
日本心臓血管麻酔学会学術大会参加 | 20点 | |||||
日本心臓血管麻酔学会 学術大会発表 |
筆頭発表者 | 10点 | ||||
共同発表者 | 5点 | |||||
学術出版物発表 | JSCVA学会誌投稿 | 原著・症例報告 | 筆頭著者 | 20点 | ||
共同著者 | 10点 | |||||
原著・症例報告以外 | 筆頭著者 | 10点 | ||||
共同著者 | 5点 | |||||
心臓血管麻酔に関する論文、著書 | 筆頭著者 | 10点 | ||||
それ以外 | 5点 | |||||
JSCVA学会誌査読 | 1査読 | 10点 | ||||
日本心臓血管麻酔学会認定のTEE講習会やセミナー等 | 1講義1点または半日5点 |
※ 業績実績表について
-
日本心臓血管麻酔学会学術大会発表時の点数となる共同発表者は、1演題につき、5名までとする。(筆頭発表者を含め6名まで)
※ 2023年度学術大会より、筆頭発表者に加え、共同発表者点数も学会マイページへ反映させる。但し、筆頭・共同発表者の点数付与、マイページへの反映は学術大会参加登録費の支払いが完了していることを条件とする(未払いでの発表点数は認めない)。 -
上記の対象となる講習会やセミナーは、日本心臓血管麻酔学会が主催する下記セミナーとする。
① 日本心臓血管麻酔学会学術大会中の「専門医コースレクチャー」
② 日本心臓血管麻酔学会学術大会中の「TEEセミナー」
③ 日本心臓血管麻酔学会学術大会中の「JB-POT直前コース」
④ 日本心臓血管麻酔学会主催で実施する「経食道心エコー講習会」 ※1
⑤ その他心臓血管麻酔専門医認定委員会が認めたもの
※1 Webセミナーで開催期間が複数年度をまたぐ場合、どの年度のカウントでも可とするが、重複でのカウントは認めない。 - 学術出版物発表時の筆頭著者以外の共著者で加点されるのは5名までとする。
心臓血管麻酔経験証明書
- 心臓血管麻酔経験症例100例の内訳は、下記記載の「経験症例表」を参考に記載する、ただし、心タンポナーデ解除術、再開胸止血術、呼吸器外科手術、末梢血管手術(内頚動脈手術も含む)などに関してはすべて認められない。
- 心臓血管麻酔経験症例としてカウントできるのは、麻酔担当医(最大2名)・麻酔指導医(心臓血管麻酔専門医に限る、最大2名)とする。
- 麻酔経験については申請年の4月1日から過去5年までの麻酔経験の心臓血管麻酔経験証明書ならびに麻酔チャートの写しを提出すること。心臓血管麻酔経験証明書には、代表心臓血管麻酔専門医もしくは麻酔科部門長の捺印を必要とし、麻酔チャートの写しは「心臓血管麻酔経験証明書」と同じ通し番号を記入する。また、患者の個人情報を隠したものを提出することとする。その際、患者の個人情報以外の情報は、消去しないよう留意すること。
- 症例の提出は、心臓血管麻酔経験証明書と麻酔チャートを基本とするが、JSA-PIMSによる提出を希望する場合はこちらを提出すること。
JB-POT合格者同等と認められる要件
以下の(1)-①、(1)-②、(2)の何れかを満たすこと。
-
申請年の4 月1 日から過去5 年間に以下の①または②の要件を具えていることを必要とする。
① 100 症例のTEE 検査リストと、その内10 症例の経過報告書を提出すること。ただし、リストおよび報告書には、経験施設における代表心臓血管麻酔専門医もしくは麻酔科部門長の署名があること。
② 50 症例のTEE 検査リストと、その内10 症例の経過報告書を提出すること。ただし、リストおよび報告書には、経験施設における代表心臓血管麻酔専門医もしくは麻酔科部門長の署名があること。 同時に日本心臓血管麻酔学会が公認するTEE の講習会出席点40 点以上の出席点があること。 -
申請年の4 月1 日の時点で海外における経食道心エコー検査(TEE)に関する更新試験に合格し、有効期限内の認定医資格を有していること(試験のみの合格は認めない)。
例)National Board of Echocardiographyにおける、Recertification Examination of Special Competence in Perioperative Transesophageal Echocardiography に合格しDiplomateの資格を有するもの(初回試験、Basic、Testamurは除く、試験合格・TEE経験・心臓血管麻酔経験の3つの評価が認められたもの)
4. 指導医認定証の交付
書類審査合格者には登録料振り込みについて通知する。
11,000円(税込)の登録料を納付した合格者に対し、翌年の4月1日に日本心臓血管麻酔学会認定指導医認定証を交付する。
5. 登録料振込先
三菱UFJ銀行
本郷支店
口座名: 一般社団法人 日本心臓血管麻酔学会 代表理事 岡本 浩嗣
口座番号: 普通 0155451
6. 提出、問合せ先(FAX或はEmailでお願いします)
書類送付先:
〒113-0033
東京都文京区本郷2-40-17 本郷若井ビル5階
一般社団法人日本心臓血管麻酔学会 事務局
日本心臓血管麻酔学会認定指導医 係
FAX:03-5804-1231
Email:こちらからお問い合わせください
7. 日本心臓血管麻酔学会認定指導医更新基準
心臓血管麻酔学会認定指導医更新基準はこちら
経験症例表
- 弁膜症
- 大動脈弁置換
- 僧帽弁置換
- 房室弁輪形成術
- 房室弁交連切除術
- 弁形成術
- 経カテーテル大動脈弁留置術 (TAVI, transcatheter aortic valveimplantation)
- 経カテーテル僧帽弁形成術
- 虚血性心疾患
- CABG
- OPCAB
- 心筋梗塞合併症に対する手術
- 大動脈
- 弓部大動脈置換術
- 上行大動脈置換術
- 大動脈基部置換術
- 胸腹部大動脈置換術
- 腎上部腹部大動脈置換術
- 腹部大動脈瘤に対する手術(ステント手術は除く)
- 先天性心疾患
- PDA手術
- ASD手術
- VSD手術
- 体動脈ー肺動脈短絡術
- 肺動脈絞扼術
- CoA手術
- VSD(膜様部型、筋性部型)手術
- PAPVD修復術
- ECD(partial)修復術
- バルサルバ洞動脈瘤破裂手術
- DCRV手術、DORV手術
- 冠状動脈瘻手術
- TOF修復術
- TGA手術
- TAPVR手術
- ECD(complete)手術
- Fontan型手術
- Truncus
- Ebstein手術
- 単心室症手術(心室中隔造成術)
- 大動脈中隔欠損閉鎖術
- 大動脈弁上狭窄手術
- 大動脈弁下狭窄手術
- 冠状動脈起始異常症手術
- CoA(complex)手術
- 末梢肺動脈形成術
- Glenn手術
- その他の心疾患手術
- 心膜切開・開窓術
- 心臓腫瘍摘出術
- 収縮性心膜炎
- 肺動脈塞栓除去術
- 心室頻拍手術
- 副伝導路切離術
- Maze手術
- 腹部大動脈瘤ステントグラフト( EVAR, endovascular aortic repair)
- 胸部大動脈瘤ステントグラフト (TEVAR, thoracic endovascular aortic repair)
- 植え込み型左心室補助装置装着
- 全麻下の小児(15歳以下)心臓カテーテル治療
- カテーテルによる左心耳閉鎖術、ASD閉鎖、PDA閉鎖
- LVAD離脱術
- 心移植術